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SilverLilyの パワ&ポジ☆ゆるるん日々記

SilverLilyの パワ&ポジ☆ゆるるん日々記

結婚式ドタバタ記

結婚式にて


私は、海外挙式をしたかった。

イタリアとかフランスとか、
ハワイとかグアムで家族だけの心温まる挙式をして、
後から軽くカラードレスを着たくらいにした親族対象お食事会を、
ってのが希望だった。

あっさり、却下された。
相方の家では家業があるので、
それだと両親が参列できないからってのが理由。
じゃぁ彼らは出席しなきゃいいじゃんと思ったけど、
新妻の私は大人しく従った。
でも、後からこんなことなら二人っきりでイタリア行きゃー良かった
と何度後悔したことか。

式は80人以内にしたいっていったのに、
義父の見栄っ張りのおかげで相方も知らないような遠縁の親族まで招待した。
(おまけにこの親戚、泥酔してねぇ・・・。)
おかげで元々嫁に出す側だから、と少ない実家の親族をさらに削減した。

義父は、引き出物は絶対○○だ、と譲らなかった。
ド田舎御用達の物品だ。
そんなもの恥ずかしくてだせないので、
親族用、友人用と引き物を分けた。
(もちろん、余計なお金がかかりました!!)

結婚式の日は絶対に「大安の日曜日」だと義父が主張したけど、
六日はともかく私たちの関係者の都合を考えると
絶対に土曜日じゃないと駄目だったので、これは「友引の土曜日」にした。
(あったりまえに親戚達からも感謝された。)
大体6月だから、そんなに選べないのに、
これもすったもんだでもめました。

相方と私だけだったらスムーズに事が運んだし、
それだって非常識な内容ではなかったのに、
くだらない小さいことをいちいち義父にチャチャを入れられて、
決定までに二転三転させられて、すごい疲れた。

式は人前チャペル式、ゴスペル付。

絶対にウェディングドレスを着た式がよかったし、
こればっかりは義父になんと言われても変える気は無かった。
(義父母はあの角隠しとかした三々九度の式希望だった模様。)

しかし、式場のチャペルには義父のおかげで人数オーバー、無理。
じゃぁいっそのこと全員が入れるようにということで人前式に。
模擬式で相方が気に入ったゴスペルは、
担当者変更の時の式場のミスのおかげで、
20万円が4万円になった。(これは超ラッキー!!)
当時は田舎でゴスペルチャペルなんてやる人いなかったので、
義父の予想に反してこのイベントは親戚たちにも好評だった。
(だから義父の感性は・・・。)

そもそもがお洒落な洋館のレストラン式場なんだから、
そういう風にイベントをプロデュースしたほうがいいのだ。

食事は創作料理で、洋を和にアレンジしたもの。
元々がレストランだからおいしい。
これには味にうるさい実母と叔母も満足していた。

相方は建物の雰囲気で気に入り、私は味の良さで気に入り、
式場を決定したのだもの、そこでミスするはずがない。

最初は白いウェディングドレス。相方は黒系のモーニング。
実は、この年の誕生日プレゼントは、このドレス用のブーケ。
ユーチャリスという結構お値段の張るゆりを使い、10万円なり~。
ブーケ
(今だから暴露するけど、婚約指輪より高かったりする。)
この日だけにするのはもったいないので、
押し花アートにして、今部屋に飾ってあります。

このドレスでチャペル式をやって、乾杯をして、ケーキカットをした。
ケーキはレストランに特注した生ケーキ。
上にベリー類をトッピングした甘酸っぱいもの。
これはデザートと一緒にお客にサーブし、好評を得た。

次は、和洋装にチェンジ。
グリーンベースのオーガンジーのもの。
絶対に鬘は嫌だと主張したのだけど、
ぜひ和装を、という実母と義母に折れた。
相方は白い羽織の袴姿。

これでは二人でテーブルサービス。
青く光る水(名前忘れちゃった)を。
テーブルが結構キツキツだったから苦労しました。
その後なんでかわからないけどおじいさん、
おばあさんへのイベントがあって(花をプレゼントした。)、
最後のお色直し。

最後は人工石を散りばめたカラードレス。
この時のブーケは母の友人がバラで作ってくれたもの。
鮮やかなピンクのバラで、最初は派手だなと思ったけどドレスにとても映えた。
これもありがたくドライフラワーに加工してもらって、部屋に飾っています。
相方はグレーベースのモーニング。(いかにも付け足しだな)

室内花火とともにキャンドルを灯して、
それから恒例の両親へのイベントがあった。
で、まぁまぁ成功に終わりそうだった結婚式を最悪の結婚式に変えたのは、
義父の挨拶だった。
(〆の相方の挨拶に食われて、
親戚たちから息子のほうが立派だったといわれて立場の無かった義父。)

私の母でさえ、相方に「あの挨拶は本当に、気分が悪かった。」と珍しくクレームを入れた
(いつもはどんなにクレームがあっても相方には直接言ったりしない人)くらいだ。
胸糞(失礼)が悪くなるんで、ここではどんな挨拶だったかは書かないけどね。

あんなに苦労して準備したのに、
結局全部が義父に台無しにされるんならしなきゃよかったと放心した。
ビデオにも、その瞬間、
鬼のように怒りに燃える目で義父をにらむ花嫁(私)の姿がバッチリ映ってるじゃありませんか・・・。


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